MASA細胞

代謝から生まれた記事

映画「Split」を観た

【ネタバレ注意】

タイトル Split

制作年 2017年

配給 ユニバーサル・ピクチャーズ

監督 M.ナイト・シャマラン

時間 117分

出演 ジェームズ・マカヴォイ(ケヴィン)

         アニャ・テイラー=ジョイ(ケイシー)

制作費 500万ドル

 

何と言っても

J・マカヴォイの演技力に驚いた。

映画では主に3役を演じ分けているが、

その技術は真性職人。

所作作法を身体に落とし込むため

何度もトレーニングし

反射レベルで演じ分けるそうだ。

 

対するのはアニャ・テイラー=ジョイ。

何か闇を抱える難しい役どころ。

吃る感じや困惑の表情に

引き込まれて行く。

 

主題はDID(解離性同一性障害)。

フレッチャー博士がケヴィンと向き合う。

映画の中では、DIDは

人格によって代謝も肉体も変化するという。

 

この映画の特徴として

制作費が比較的低い事が挙げらる。

監禁という設定上からも

基本的に地下室。

進行は、リアルとケイシーの回想のパラレル構造。

観客はケヴィンとケイシーの人間性

同時に推理して行く事となる。

 

終盤には

ケイシーがケヴィンの24人目の人格を知り

ケヴィンがケイシーの心の闇を知る。

2人が本当の意味で分かり合った時

時計の針が再び動き出す。

 

本作はここで終了。

しかし、エンドロールで

シャマラン監督の作品「アンブレイカブル」との関連が示唆された。

次作では、この2作の関係性が

描かれるそうだ。

 

《まとめ》

DIDという、難しい主題。

内容はそれに伴いやや難しい。

24人目の人格であるビーストが

要請される必要性を理解しきれなかった。

(動物園で作られた事は理解した)

ケヴィンの多重人格に目が行きがちだが

ケイシーに刻み込まれた過去が

相当深いと知る。

そのケイシーにケヴィンが

「君は素晴らしい存在だ」と

言う所が、大変心に響いた。