MASA細胞

代謝から生まれた記事

解釈モデル2

シリーズ解釈モデル


第2回は『比較』です


比較は

相応の対象を

2つ以上想起し

概念を評価することです


大切な事は

想起する時に

大方無意識に

共通の尺度(パラメータ)を

敷いているという事です


男と女を論じる時

人は仕事や母性や繊細さを

無意識に想定し


朝型と夜型を論じる時

人は効率や生産性を

無意識に並べています


つまり

対象物を

比較項目、既存尺度で

型に押し込み

理解しようとする

良く使用される

パッケージです


一見良くないかと勘違いしますが

大変素晴らしい方法で

非常に理解し易い方法です

(何故なら既知の尺度を持って

対象を把握しに行くから)


この手技の

腕の見せ所は

項目(尺度)の選定と

項目の評価(パラメータ表示)

にあります


A君とB君どっちと

付き合うかで

身長、仕事、趣味、、、

如何でどう評価するか

そこに

その人の個性(センス)が

現れると思います


パラメータの選定

評価方法の選定

これらに

一工夫してみては

如何でしょうか

解釈モデル1

シリーズ解釈モデル


第1回は『変数』です


我々を取り巻く環境や

我々自身を

説明可能にするもの

それが変数です


変数を連続的に変化させ

2次元平面に視覚化したものが

関数であります


変数を修飾するのは

係数と呼ばれ

出力を決定する

重要な因子です


我々は説明変数を

探し続けています


あらゆる分野

あらゆる業界で

日夜行われており

かなりの時間と労力を

投入していると言えるでしょう


変数と出力の関係は

典型的かつ

想起が容易な

モデルとして

比例と反比例があります


未知の事象に対し

我々が始めに

実装するのは

このパターンが多いでしょう

(祈る程に、想いは届く

じっくり煮込む程、味が染み込む

幸せな程に、その事に気付かない

、、、)


この日常レベルで

思考可能な

パターンを

我々は語り続け


希望的観測のもと

半径1キロ以内を照らし


専門性にその期待を裏切られては

快感(若しくは不快感)を得ているのです

偶然性

f:id:masasaibou:20170621010455j:plain我々の歴史は

偶然性を弾圧してきた歴史

と言っても過言ではない


古来、我が国では

八百万神として

実装されてきた

偶然性であったが


現在では

理論的根拠や確実性が

台頭している


市場では

確定的な未来に

投資が過熱し


科学では

限りなく再現性を

追求する


電車のダイアグラムは

1秒単位で動き


11時以降は

夜勤帯で

給料が1.25倍になる


いつから

我々は

プログラムの一部に

なってしまったのか


いつから

話せば何でも

かると思うように

なってしまったのだろうか


四色問題

全て検証する形で

証明した時

人はそれを

数学とは認めなかった


このままいくと

医療費で医療制度が

破綻すると知ってもなお

人はそれを

未来の宿題にした


しかし

プログラムは

新たな道へと

舵を切り出した


自ら

学習を始めたのだ


何万通りもの

道筋から

最適な方法を

探り始めた


迷路の中の

マウスのように


絶大な神秘を秘めた

細胞や有機体のように


まさしく

プログラムは

偶然性と手を取りあい

第三の道

切り開き出したのだ


プログラムが棋士

負かした時

人は驚愕した


プログラムが画像診断で

病気を言い当てた時

人は絶句した


私は

この革命が

即ち

偶然性の復権であると

高らかに宣言したい

顕微鏡

f:id:masasaibou:20170620235334j:plain分かったら同じでなんですけど

出来たら一緒なんですけど


ものの見方には順序があります

(効率が良いというレベルで)


組織を見る時の鉄則は

低倍率→高倍率


いきなり高倍率の

議論をしても

問題点の全貌が見えません


悪性腫瘍の切除で大切なのは

マージンです

(悪性腫瘍の全切除は

正常部からなる

数センチのマージンで

担保されています)


議論も同じで

全体像を把握しないと

細部やマージンは見えて来ません


その次に

議論の詳細の

倍率を上げて行くのです

(ex.細胞の核異形を見る)


そしてもう1つ


高倍率は

視野範囲の総光量が

減ってしまうのです


まず

最大光量の下で

全体を把握する事が

細部を照らすコツです


ミッキー

f:id:masasaibou:20170619233504j:plainアイドルの結婚宣言があり

賛否両論になっています


私が注目した批判の中に

A:「ミッキーは決してアタマを外さない」

と言うものがありました


成る程と思いました


アイドルはアイドルであるべき

との意見と解釈しています


しかし少し違和感を覚えた為

私なりの見解を加えたいと思います


この主張では

アイドルとミッキーが

言い換えられています(同値変形)


条件式には

必要条件と

十分条件があります


この両者を満たしてのみ

言い換え可能(必要十分つまり同値)なのです


B:「アイドル=ミッキー」


この事例では

①ミッキーならばアイドル

②アイドルならばミッキー

の両者が真の場合のみ

Bは成立します


①は真ですが

②は偽であり

Bは偽となります


しかし実際Aに納得した自分がいて

賞賛している人々がいました


本当にBは真となり得ないのか


1つだけ方法があります


それは条件を絞る場合です


例えば

「x=2」=「x^2=4」は偽(反例:x=−2)ですが

x>0の条件があれば真となります


では

Bの条件とは何か

Bを納得し論理展開してしまう

我々の理論的背景に

潜んでいる共通認識とは一体何か


それは

アイドルが

ミッキーのように

再現性があり

商品化され

パッケージとして

概念化されているという事


つまり

人を超えた

欠陥の無い

シンボル(商品)という事


人々の間で

アイドルのルールが

規定され

体系化され

コンセンサスを得た為

Aの論理が支持されたと考えます


この事例で賛否両論なのは

この問題点が

アイドルの定義そのものに

ダイレクトに寄与する可能性を

内包しているからだと

思います


いま一度

共通認識の確認を

求められている問題と見て

非常に関心を持ちました

自由

今よりずっと若い頃

本気で自由になれると

思っていた


誰からも縛られない

そんな人生を

夢見ていた


何からも自由な私は

何もかも1から組み立て

何もかも樹立すべきと

信じ切っていた


ところで

私たちは

絶対的な遅れの中にいるそうだ


世界は既存で

私が居なくても

回っているらしい


プログラムは確固で

動的平衡は保たれる


病院に行けば3割負担で(医療保険)

ハガキは御中に直す

朝はしんどくて

カップラーメンは3分が多い


全世界を引き受ける事は

辞めにしよう


本当に自由なのは

他者を認める事

ルールを認める事


プレーヤーとして

最高のパフォーマンスを

目指す事だ



リクルートスーツ

f:id:masasaibou:20170619002918j:plainリクルートスーツは

個性を埋没させる

と言う批判があった


成る程と思った


ただいつの世も

否定する事は容易く

よく用いられる手法であり

そこから解釈を一歩進める事は

難しいとされる。


今回はリクルートスーツの解釈について

一歩進めてみたいと思う。


リクルートスーツは

新卒一括採用のシンボルである。

日本の文化として

会社に育てて貰うという

考え方がある。

海外では通常

何かの職に就くという

イメージが強いようだ。

このシンボルは

敢えて個性を埋没させて

会社色に染まるという

概念を具現化した

装いなのかも知れない。


②知りたい事に注目する為

ノイズを消去する。

これは実験系では

当たり前の考え方で

サンプル毎の条件を揃える事だ。

この際、面接官は

服装、外見、その他をノイズとして捉え

相手のレスポンスに

集中しているのだ。

何かを評価(注目)する事は

何かをマスクする事である。

(よって因果関係は取り違え易い)

実験が上手い人は

実験系の組み方が上手い人だ。

つまりノイズの消し方が上手い。

そして問題点の焦点化が上手い。


私は②の考え方が気に入っている。

その他色々な意見があるでしょうから

是非お聞かせ願いたい。


確かな事は

物事の解釈は

1つじゃないという事。

否定する事は容易いという事。



モチーフ

この混沌とした
頭蓋内の少宇宙

堅固な骨容器に
内包された実質臓器

脳が腫れ上がった時
骨をカチ割る事がある
(圧を逃す出口)

頭蓋内で
出口を探しているのは
思考も同じだ

人々は
様々なものに
思考の出口を
見出してきた

その1つの1つが
モチーフである

絵画に描かれた少女は
構図、技法、色彩を纏って
体現され

通帳の中の数字は
労働、価値、信用を憑依し
プリントされる

解釈のクセ
ライフスタイル
依存性
目的志向性

解釈を受けた
モチーフは
今日もまた
表出される

更なる修飾を受けて
最適化されていく

モチーフは
思考の出口である。
モチーフを失ったら
脳はパンクしてしまうだろう。
恐らくICP(頭蓋内圧)が上がり過ぎて

声帯を調節して
風を通し
発声するように

思考に糸口を見つけ
自己の解釈を
表出させよう

モチーフと共にあらん事を

染め物

物の見方は難しい

要素としては
サイズ
がある

医学の進歩と
見えない物を
いかにして見るかは
切り離せない関係にあった

野口はウイルスの存在に気付き
ヴィルヘルムはX線を発見する

サイズは顕微鏡で
色は染色で
ヒトの機能を拡張してきた
(または波長と向き合ってきた)

皮膚科の実習で感じた事
それは
細胞、抗原、抗体、補体、白血球
これらの可視化
認知の対象化

モノの可視化には
圧倒的な説得力がある

同じ病理組織が
異なる染色で
異なる顔を示す

自己免疫が関与する
病態の多い皮膚科領域

このプレパラの
上にあるのも
自分の一部なんて
信じられないよ

足に生えた真菌が
痒みの原因だったなんて

免疫応答した結果
水疱が形成されてるなんて
誰が信用するんだ

自分の知らない一面が
顕微鏡の中で
照らされている